【インド・バラナシ旅記録11】間近で見れる火葬場”マ二カルニカー・ガート”(Manikarnika Ghat)に行ってきた。(2017年冬)
前回の記事→【インド旅記録10】ガンジス川へ夜明け前に行ってみた。
朝陽を見ようと意気込んで行ったガンジス川を早々に去った私たちでしたが、明るくなってからガンジス川の散策を再開!
真っ暗だった宿からガンジス川に続く道もこの通り。
足取り軽くガンジス川に向かうと、気持ち良さそうに沐浴をしている人たちで賑わっていました。
そんな人たちに触発されて私も沐浴をしそうになりましたが、真っ黒な水を見て我に返るのであった。ここで沐浴して体調崩すわけにはいかないです!!
インドの冬は朝晩冷えますが、日中はとても暖かく半袖で過ごせるような気候です。それでもここで沐浴しようなんて全くもって思いませんでした。ここへ来る前は「足だけでも浸かろうかな」なんて思っていたんですが、実際目の前にすると足だけでも嫌だ。←強い拒否反応
という訳で、朝と同様ガンジス川沿いの散策開始です。
朝よりはひどくないですが、やっぱり霧で遠くの方は見えないですね。
不気味だった階段もこの通り、賑わっています。
どこの階段だったか忘れてしまいましたが、上がってみるとこんな道に出ました。
この建物のちょっと先にあの有名な火葬場マニカルニカー・ガートがあります。
火葬場は撮影禁止と聞いていたんですけど、具体的にどこから禁止なのかがわからなかったので、この建物の先からは念のため写真は控えました。色々トラブルもあるって噂だったので、念のため。
すると、カメラを肩から下げてたので写真を撮っていなくても「No Photo」と言われたりしました。そして名物のガイド野郎にも声をかけられました。完全無視で相手にしなかったら、ついてきて勝手にガイドし始めたよ(一一")なんていうしつこさ。それでも無視してたら、どっか行ってくれました。
マニカルニカー・ガート
ガンジス川を歩いていると、突然現れる火葬場。煙がもくもくと上がり、まさかそこで人が焼かれているとは信じがたい光景。こうやって観光客が自由に見学できるオープンな火葬場は、日本では考えられない。
最初はなんだか怖いというか申し訳ないという気持ちで遠くから見ていたが、少しずつ少しずつ近づいてみた。燃えていることころを見てみると、薪で囲まれてるから体ははっきり見えない。でも頭がチラッと見える。
しばらくボーっと燃えている様子を見ていると、奥の階段から鐘のようなものを鳴らしながら数人の男たちが鮮やかに彩られた担架を運んできて、そのままガンジス川に入って行った。
担架に乗せられている人の最期の沐浴なんだそうです。
しばらくしてその担架が出入りしている奥の階段を上ってみたら、たくさんのインド人に混ざって観光客らしき人も数人いた。あまりちゃんと見れなかったけど、階段の上にはおそらく火葬準備の場所があるんだと思います。更にその奥には、火葬関係のものが売っている売店があった。
こんなところ、観光客がウロウロしてていいのかなと思っていると、あの鐘の音が奥から聞こえてきた。振り返ると、後ろから鮮やかな担架が運ばれてくるのが見えた。とっさに道の端に寄ると、あっという間に私の横を担架が通り過ぎた。
な、なんか私、とんでもない所にいるんじゃないかと思って、すぐに階段を下りた。
階段を下りると、変わらず煙を上げて火葬が行われている。そのすぐそばには野良牛。このときばかりは野良牛を見て少し気が紛れた。
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